FAX回線を増設するならeFaxで専用番号を!
起業した個人事業主に欠かせないのが、FAXの専用番号です。
フリーとして独立開業、起業する場合は、むしろ固定電話よりもFAXの方が必要かも知れません。
もちろん、電話番号と同じでも構わないという人もいるでしょうが、法人として信頼されたい場合は、電話番号とは別に専用の回線を引きたいところです。
いくつか方法があるので紹介します。
アナログ回線は高い…
NTTで普通にアナログ回線を契約するには、いわゆる電話加入権を得る必要があります。施設設置負担金として36,000円(税抜き)を支払わなくてはなりません。施設設置負担金が不要のライトプランもありますが、初期費用がかからない分、月々の使用料が高くなってしまいます。また、すでに固定電話を契約しているでしょうから、2つ分の費用が発生します。
ISDNは廃止になる予定…
1本で2回線使えるINSネット64(ISDNのこと)を使えば、電話とFAXを別々の番号で運用することも可能です。これなら、加入電話2回線分よりも安く済みます。
ただ、残念ながらISDNは2025年をめどに終了することが決まっているので、番号を長期に利用したい場合はオススメできません。
ひかり電話は送れない相手がいる…
ひかり電話を使っている場合は、最大で5つまで電話番号を使うことができます。番号追加サービス「マイナンバー」で番号を追加して、「ダブルチャネル」も契約すれば、2回線同時に使うことも可能です。ただし、送信先がISDNの場合は送れないこともあるので注意です。契約してからお得意先に送れないなんてことになったら目も当てられません。
(マイナンバーの工事費:700円+税/1番号、ダブルチャンネルの工事費:1,000円+税/1チャネル)
上記の方法では、通信費以外にもFAX機本体の購入費用、とインク代とペーパー代などの維持費が必要。
インターネットFAXなら設備投資無しで導入できます
FAX番号が欲しいときの新しい常識が、FAX機や電話回線のいらないインターネットFAXです。メールやアプリで使えるので、外出先でも送受信できるなどのメリットがあります。手持ちのパソコンやiPhoneなどのスマホ、iPadなどのタブレットで使えるので、余計な費用がかからずすぐに使い始めることができます。PDFやワードなどのファイルをそのまま送信できるので、わざわざ一度印刷するという手間もかかりません。
いくつかの会社がサービス提供していますが、現状では「eFax」が頭ひとつ抜けています。
eFaxなら…
安いという理由で選ぶ人も多いですが、全国の市外局番が使えるインターネットFAXは他に無いので、仕事で使うなら結局eFaxになります。
ただ、ひかり電話と同じように、デジタル回線には送れないことがあるので、30日間の無料期間を使ってテストしてみましょう。他の方法と違って、契約する前に試せるのが一番のポイントかもしれません。
時代遅れのファックスが、一気にクラウド化しますね。